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(情報ください)花壇の植物が不可解な状態で消えました

お知らせ・お願い

大田区で公園花壇を広く気軽に使い合いながら,地域の自主的なつながり・関わりが生まれることを目指した「いきちか花壇プロジェクト」を行っています。あえてメンバーの境界をあいまいに,誰でも自由に使える雰囲気を目指しています。 そのため「誰か分からないけどお手入れしてくれている」という状態も何度かあり,それもこのプロジェクトのよさと思っております。

しかし,6月14日,新蒲田二丁目児童公園の花壇で,植えていた元気な草木が,ごっそりと根こそぎなくなりました。

誰がどのような目的で行ったのか,納得できるものが思いつきません。まだまだショックと混乱の中にいますが,状況を整理したいと思います。何かお分かりの方は,ぜひご連絡ください。

今回の件は,どの情報を切り出して見るかによって,受ける印象が異なります。現場確認の際に撮影した動画では一部の情報しかお伝えできなかったので,このブログでもう少しくわしくお伝えしたいと思います。

6月14日の現場状況

6月14日の朝,花壇の一部がスカスカになっていると,オープンチャットで連絡がありました。写真も送ってくれました。前日も花壇に行っていましたが,その突然の変わりように,驚き,混乱しました。

報告を受けて現場確認をしに行った際に撮影した動画がこちらです。ぜひご覧ください。(※テロップ1箇所間違えました。2:54,「連絡して起きていました」ではなく「連続して起きていました」です……)

最近,オルレアの花期が終わり(タネ熟成待ち),フェンネルも虫食い状態になってきました。なので,手入れでそれらを処分しようとしたのであれば,まだ理解できます。ただしフェンネルは多年草なので,根から抜き去るのは避けてほしいものです。

しかし,今回はオルレアとフェンネルだけでなく,その奥の,シジミバナやアイビーなど,青々と元気な草木までごっそり消えています。これらを抜く意味がまったく分かりません。

直線的な一区画が消えた

今回の件はいろいろな特徴があり,どこから説明すべきか迷います。

一番の特徴は,下の写真でもわかるように,直線的にごっそりなくなっていることでしょうか。なぜか手前のレッドキャンピオンだけ1本残されています。レッドキャンピオンだけ残して,あとは,一年草も多年草も低木も,ごっそり消えました。

そして偶然だかどうだか,このなくなった場所は,花壇の奥の形に沿った直線になっています。花壇の形がわかる写真を持ってきました。下の写真の赤線部分が,今回抜かれたスペースです。ちょうど,花壇の奥側のラインに沿ってなくなりました。この直線に何か意味やこだわりがある可能性も考えられます。

そういえば5月にも,このライン上にあった,伸びすぎの「三尺バーベナ」が消えました。下記の写真を撮影してインスタに投稿したのは5月12日ですが,2日後の5月14日には,「あれ?バーベナ消えたよね?」となりました。

しかし一方で、今回6月14日にはこの直線上だけでなくほかの場所のオルレアも抜かれていましたし,同一人物の確証はありませんが6月2日にはいろいろな場所の花も抜かれていました。なので,必ずしもこの直線だけに意味があるわけではないかもしれません。

シジミバナだけ2回にわけて抜かれた

写真を時系列に並べると,2日前の6月12日にも,シジミバナの一部が減っていたことも特徴的です。

5月26日。もりもりに元気です。シジミバナは6月上旬にかけてもっと伸びました。
6月8日にシジミバナを軽く剪定しましたが,12日にぐっと減っていて驚きました。勝手に減っていることに驚きましたが,この場所にはこれぐらいがちょうどよいのかもと納得しました。
6月14日にはシジミバナもその他いろいろこの直線上にあったもの全部(レッドキャンピオン以外)が消えました。

もともとシジミバナに関しては,植わっている場所がきゅうくつそうなこと,今年4月の花付きが悪かったこと,6月にすごく伸びたことなどが,私自身も気になっていました。

写真はありませんが,あまりに伸びたので,6月8日に高さを抑えるための剪定をざっと行いました。最終形の高さや形をどうするかを,12日の集合活動のときに相談してから仕上げを行うつもりでした。

しかし12日に来てみると,抜かれた枝が置かれていましたし,シジミバナが8日とは全然違う姿になっていました。圧倒的にボリュームが減りました。しかし,抜いた跡はあってもその場所が乱暴に荒らされた様子はありませんでした。よくきれいに抜けたものだと関心すらしました。

6月12日に抜かれて置かれていたシジミバナ。
6月12日に突然枝数が減ってすごくスッキリしたシジミバナ。
6月13日のシジミバナ周辺。シジミバナの手前に,イチゴ,アイビー,オルレア,クリスマスローズが見えます。クリスマスローズは残っていました。

勝手に抜いてしまうことに驚き,戸惑いましたが,たしかにこの場所のきゅうくつさも気になっていましたし,抜いたあとが特別荒れていないこと,抜いた枝も根の土を落としてきれいに置いているように見えたことから,善意の作業と解釈しました。この抜かれた枝は,奥まった場所なので時間内に埋め戻すことが困難でしたし,最終的なボリュームに納得できたため,処分してしまいました。

気になったので翌13日も確認し,これからまた成長することも見据えて今はこれでいい塩梅になったのだと自分を納得させていました。それが,その翌日14日に,一画全部なくなってしまい・・・,本当に強いショックを受けました。

なぜこのようなことに……

6月12日に抜いた人と14日に抜いた人が同じであると決めつけるのは尚早かもしれませんが,別の人と思える材料もありません。直近に同じ場所を触っているなら同じ人であるような気もしますが,どうなのでしょうか。なぜ12日で終わらず,14日にこれほど一画すべて抜き去ったのか,理解できません。

枯れた一年草が抜かれたこともあった

6月12日のシジミバナの枝が抜かれていた場所と同じ場所に,以前も植物が抜かれて置かれていたことがありました。6月2日,枯れてもタネを採るために残していた一年草の,シザンサス,オンファロデス・リニフォリア,リナリア,桃色タンポポと,あと何種類かの雑草が,花壇南側に抜かれて置かれていました。雑草はほとんど見慣れないもので,花壇外のものと思われました。

これらが下の写真のように,きれいにそろえて置かれていました。根の土も落としていましたし,花壇も荒れていないことから,丁寧な作業に感じました。(枯れているのできれいに抜けるという話かもしれませんが)

6月2日に抜かれて置かれていた花壇の一年草とどこかの雑草。茶色く枯れているのが花壇でタネとり用に残していた一年草。青いのは花壇外の不明雑草。

花壇内には花期が終わった多年草もあったのに一年草と雑草だけを抜いていることから,それらを識別できるベテランのかたの作業のようにも見えました(あとから思うと一年草のほうがボリュームがあり,枯れ姿が目立っていたとは思います)。勝手に抜くという行為に戸惑いもありましたが,現実問題,花壇の見た目が悪かったうえに,花壇に毛虫も発生して乱れてきたので,見るに見かねて善意で処理してくれたと思えました。そして,抜いたものを持ち帰らずに残してくれたので,タネを採ることもできました。雑草はどこのものだろうという疑問が残りつつも,このときは善意でかつ丁寧に花壇に関わってくれることをありがたくも感じていました。

一方で,今回の14日は,一年草以外の多年草や低木まで消えましたし,何より,みんな枯れていません。オルレアは少し黄色くなり始めていましたが,それ以外はみんな,明らかに元気な緑色のものでした。6月2日は花壇内のあちらこちらの枯れた植物だけ抜いていたのに対して,今回は種類関係なく,一区画の全部を抜いています。

あまりに異なるので別人の行動と考えた方がわかりやすいのですが,しかし,いつもと同じ花壇南側に抜いたものを置いていたような形跡もありました。そして12日にシジミバナが抜かれて置かれていた件が,ちょうどこの2日の件と今回の14日の件の橋渡し役となり,すべてに関連性があるため,やはり同じ人の行動と思えてしまいます。そのため,余計に混乱します。

6月14日も「いつもの場所」に多少の土のあとと,花壇内のもの(ヒメヒオウギズイセン?)と思われる抜かれた植物が1本残っていました。

今回も「いつもの場所」に,抜いたものを置いていたような多少の土の散らばりがありました。置き忘れのように1本だけ,抜かれた植物もありましたが,他はありませんでした。2日前は2本の枝を置いていったかたが,今回は大量の枝と草たちを持ち帰ったのでしょうか?

なお,公園の清掃チームの清掃が入ったのは私たちの最初の発見時(朝8時)よりあとですが,発見時より前に,別の個人ボランティアのゴミ拾いおじさんが拾っていった可能性は捨てきれません。毎朝,矢口から蒲田周辺広くをトングを持ってゴミ拾いしてくださっているおじさんがいます。お会いできたかたは,14日に新蒲田二丁目児童公園に大量の草木が置かれていなかったか,聞いてみていただけないでしょうか。

思い返すと雑草が時々置かれていた

一年草と雑草が抜かれて置かれていた6月2日の数日後にも,同じ場所に,大きめの雑草が1~2本置かれていたことがありました。写真はありません。花壇内のものではなかったので,公園内のどこの雑草か気になって見回してみましたが,わかりませんでした。公園のものではない可能性があります。それまでは,ベテランさんが見るに見かねたときだけ花壇に手を入れていると思っていましたが,この日,この花壇のものではない(公園のものですらない?)雑草をどういう意味で置いていったのか分からずに,少し気になっていました。

そして,雑草で思い返すと,置き場が違うので同じ人物ではないかもしれませんが,ミニ花壇に謎の雑草が置かれていたこともありました。5月12日,ミニ花壇内にぽこっと空きができた一画に,そこを埋めるかのように,何か綿毛状の植物がありました。風が強めにふく場所なので風で飛んできた可能性もあるかもしれませんが…,綿毛はあまり飛び散っていなかったので,置いたのかもしれません。これが何かわかるかた,いらっしゃいますか。

イチゴが植え替えられていた

過去話を終えて,今回の14日の件に戻ります。

今回の不可解な特徴はまだあります。ごそっと抜き去られた中で,イチゴだけが,別の花壇に植えられていました

抜かれたところに植えていたものは,分かる範囲では,オルレアホワイトレース,フェンネル,オキザリス桃の輝き,シジミバナ,アイビー,ハナニラ,鑑賞用イチゴがここにありました。突如消え去ったこれらのうち,イチゴだけが,同じ公園内のミニ花壇ほうに植えられていました。なぜなのか,わかりません。

ミニ花壇のマリーゴールドが荒れていた

14日は,イチゴが植えられていたミニ花壇で,マリーゴールドにも異変がありました。

前日13日に,地域の方がタネから育ててくれたマリーゴールドを,6株,ミニ花壇に植えました。そのマリーゴールドが,14日の朝8時の発見時には3株に減り,それらもすべて,根が地上に出たり折れたりしたかわいそうな状態だったそうです

今までは,枯れた一年草が抜かれたときも,シジミバナの枝が2本抜かれたときも,ほかの花を傷つけた様子はありませんでした。なぜ今回はマリーゴールドが荒れていたのか,不可解です。

植えたばかりで根付いていなかったので,抜けやすい状態だったとは思います。そのため,このマリーゴールドも人の手で抜かれたと決めつけることはできません。ただ,3株がなくなっているのは確かです。もし風などで抜けていた場合,植物を愛する人であれば,抜いたイチゴをここに植えているときに,抜けていたマリーゴールドも植え直してくれないものでしょうか? 「花壇のお世話をしてくれている」という人物像が,ここで崩壊します。今までも,今回も,どのような方がどのような意図で行ったのか,ますます不可解になりました。

前日6月13日。地域の方がタネから育ててくれたマリーゴールドを植えたばかりでした。
問題の6月14日。マリーゴールドが3株に減り,浮いたり折れた状態で発見されました。この写真や先の動画は応急処置で植え直したあとの姿です。イチゴもこのミニ花壇に移っていました。

情報をお持ちの方,推理できる方,ぜひご連絡ください

春の花が終わり,夏の花に移行していく時期でしたが,このようなことが起こり,新しい花を植えることが恐ろしくなっています。何か対策を講じたいですが,現状あまりに不可解すぎて,対策も何から検討していけばよいか,混乱しています。

万が一愉快犯であれば,こうして動画やブログを拡散することが相手を喜ばせヒートアップさせることになるかもしれません。しかし今後も活動を続けていくうえで,これが何なのかを少しでも知りたいです。どうか拡散と情報提供にご協力ください。

情報をつなぎ合わせての推理・考察もぜひお願いします。何かお気づきのことがありましたらぜひご連絡ください。もし推理に必要な情報が不足している場合もお尋ねいただけますと幸いです。どうぞご協力のほどよろしくお願いいたします。

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