夏休みに公園花壇をご利用ください(自由研究など)

今日から小学校は夏休み。大人も明日から4連休。

まだまだ感染症も流行中で,旅行や人混みのイベントへの参加は難しい状態ですが,特に子どもたちは,近場でも,ひっそりとでも,この夏に,新しい経験や挑戦を積んでいってほしいものです。

大人も,ご自身の新たな挑戦と,そして子どもの興味関心に沿ったチャレンジのサポート(環境整備等)にも挑戦してみてください。(^^)

チャレンジの例として,昨年書いたこちらの記事もご参考ください。

そして今年は,「新蒲田二丁目児童公園に,みんなで使える花壇がありますよ~!」と大声でお伝えしたいです。

新蒲田二丁目児童公園
・東京都大田区新蒲田2丁目14-19
・矢口渡駅から徒歩7分/蓮沼駅から徒歩9分/蒲田駅から徒歩15分
・ファミリーマート大田新蒲田二丁目店の隣

みんなで花壇を使うこの花壇プロジェクトを,この夏,ぜひ有効活用ください。花壇プロジェクトの詳細や,公園の地図などは,公式ページをご覧ください

花壇観察は自由研究にも最適です!

そして,室内で無目的に暇暇しているよりは健全な時間の使い方になりそうに思います。(暇も,ほどほどの適量であれば大事なのですが…夏休みは長いので…)

ざっと思いつく,夏休みの花壇の利用例を以下にあげますが,他にもきっと,いろいろあると思います。

  • 花や虫の観察
  • 描画
  • 写真や動画の撮影(子どもたちはカメラ付きパソコンを支給されています!)(撮った写真をプログラミングアプリなどでも活用できそうですね)
  • 花壇内マップの作成(作成いただけると私たちもすごく助かります)
  • 朝しか咲かない花が何時にしぼむか記録
  • 時間による土の温度変化の記録
  • 水やり

水やりは事前に予告いただければ助かりますが,それ以外は,お好きな時間に行ってくださって構いません。

水やりは毎日した方がよい状態なので,水やりにご協力いただける方も,本当に大募集中です。朝か夕方の暑すぎない時間でお願いします。

また,事前にご予約いただければ,現地で花壇や花の説明もいたします。夕方15時~17時が対応しやすいですが,ほかのお時間も,まずはご連絡ください。お子様だけの参加も,もちろんウェルカムです。放課後児童支援員が対応します。

LINEオープンチャットか,メール,各種SNSで,お気軽にご連絡ください。

私個人的には,今,土づくりにも興味ありまして,夏のチャレンジとして,家庭での土づくりや,土での生ゴミ分解実験も楽しそうに思います。この時期は太陽パワーが強力ですぐ分解されて,楽しいですよ。これは公園花壇は使いませんが…。こちらも詳細を知りたい方は,オープンチャット等でご連絡ください♪

ツマグロヒョウモンといきちか花壇

蝶が来るバタフライガーデンを目指して

新蒲田二丁目児童公園の花壇をみんなで使う「いきちか花壇プロジェクト」。何もないところから始まり,新しく集まってくれた人たちで話しながら,花壇運営をしています。

ガーデニング素人の私は,最初,花壇は「花を植える場所」としか思っていませんでしたが,虫が好きな植物を植えて「虫を育てる場所」にもできるということを,教えていただきました。

蝶を呼び,蝶を育てる庭を「バタフライガーデン」と呼び,これはガーデニング界隈では確立された用語のようです。花だけではない花壇の使い道としてとても面白そうなので,いきちか花壇も「バタフライ花壇」になること,ひいては,この公園が「バタフライパーク」になることを,目指してみることにしました。

蝶の好きな植物

蝶の幼虫は,種類によって,好みの葉っぱが異なっているようです。そうやって,「狙って」植物を植えていくというのが,ガーデナーたちのやる気を一層くすぐるのかもしれませんね。

海野和男(編)『花と蝶を楽しむバタフライガーデン入門』より,それぞれの蝶の食草をご紹介します。幼虫のときにこの葉っぱを食べるということです。

  • キアゲハ(アゲハチョウ科):セリ科植物のセリ,三つ葉,にんじん
  • クロアゲハ(アゲハチョウ科):ミカン科のミカン,カラタチ,ユズなど
  • アゲハ(アゲハチョウ科):ミカン科のミカン,カラタチ,山椒など
  • モンキアゲハ(アゲハチョウ科):ミカン科のカラス山椒,キハダ,栽培種のミカンなど
  • カラスアゲハ(アゲハチョウ科):ミカン科のキハダ,カラタチ,コクサギなど
  • シロオビアゲハ(アゲハチョウ科):ミカン科のサルカケミカン,ヒラミレモンなど
  • ナガサキアゲハ(アゲハチョウ科):ミカン科の栽培植物
  • ジャコウアゲハ(アゲハチョウ科):ウマノスズクサ科のウマノスズクサ
  • アオスジアゲハ(アゲハチョウ科):クスノキ科のクス,タブノキ,ニッケイなど
  • スジグロジロチョウ(シロチョウ科):アブラナ科の野生種のほとんど。栽培種につくこともある
  • モンシロチョウ(シロチョウ科):アブラナ科のキャベツなどの栽培植物。イヌガラシなどの野生種にもつく
  • キチョウ(シロチョウ科):マメ科のネムノキ,ニセアカシア,ハギ類など。草木のマメ科にもつく
  • モンキチョウ(シロチョウ科):マメ科のムラサキツメクサやクローバーなど
  • テングチョウ(テングチョウ科):ニレ科のエノキ,エゾエノキ,リュウキュウエノキ
  • オオミスジ(タテハチョウ科):バラ科のウメ,スモモなど
  • ルリタテハ(タテハチョウ科):ユリ科のサルトリバラ,ホトトギスなど
  • アカタテハ(タテハチョウ科):イラクサ科のカラムシ,コアカソ,​ヤブマオなど
  • キタテハ(タテハチョウ科):クワ科のカナムグラなど
  • ミドリヒョウモン(タテハチョウ科):スミレ科のスミレ類各種
  • ツマグロヒョウモン(タテハチョウ科):スミレ科のスミレ類各種
  • オオムラサキ(タテハチョウ科):ニレ科のエノキ,エゾノキ
  • コミスジ(タテハチョウ科):マメ科各種,ニレ科のハルニレなどかなり広食性
  • ヒメシジミ(シジミショウ科):マメ科のタイツリオウギ,キク科のマアザミなど
  • ベニシジミ(シジミショウ科):タデ科のスイバ属
  • ツバメシジミ(シジミチョウ科):マメ科の各種,特にシロツメグサ
  • ヤマトシジミ(シジミチョウ科):カタバミ科のカタバミ
  • ジャノメチョウ(ジャノメチョウ科):イネ科,カヤツリグサ科各種
  • イチモンジセセリ(セセリチョウ科):イネ科,カヤツリグサ科の各種,特にイネを好む

いろいろですね。

いきちか花壇には,このうち,セリ科のディルやオルレア(キアゲハが好き),スミレ科のパンジーとビオラ(ミドリヒョウモン/ツマグロヒョウモンが好き),カタバミ科のカタバミ(ヤマトシジミが好き),…あとマメ科の何かと,きっとイネ科の何か…も,植わっています。

ツマグロヒョウモンの幼虫発見

彼/彼女と初めて対面したのは,5月26日。しばらく雨が続いて,いろいろな虫がいっきに増えたと感じていた頃です。

ものすごく強そうな風貌のツマグロヒョウモン(幼虫)

黒とオレンジに,そしてトゲトゲ。ものすごく強そうな風貌です。見慣れた今はかっこいいと思えるのですが,初めて視界に入ったときは,正直,ギョッとしました…。

事前に予習で写真を見ていたおかげで,ツマグロヒョウモンの幼虫だと気づくことができました。

緑色のイモムシ(アオムシ)は蝶なのか,蛾なのか,ハバチなのか,全然見分けが付かずに困っているのですが,一方でツマグロヒョウモンは,間違いようのない独特の風貌です。分かりやすくてありがたいです。特徴的な見た目に加えて,ビオラのところにいたことからも,ツマグロヒョウモン確定です。

少し前からビオラとパンジーがよく食べられていたのは,君が食べていたのか!と合点がいった瞬間でもありました。

食のこだわりが強いツマグロヒョウモン(スミレ類しか食べない)

その後,すくすく育つツマグロさん。

6月5日には,体もずいぶん大きくなり,花壇で結構目立っていました(公園の利用者がビックリしないか心配になるほどに…)。この日,数えてみると,7匹確認できました。

そして,12月から咲き続けたビオラもパンジーも,もう花の時期が終わりかけな上に,食べ盛りのツマグロたちにモリモリ食べられ,すっかりカスカスになりました。このペースで,ツマグロたちの食料が足りるのか,心配にもなってきました。

(ビオラ・パンジーはモリモリ食べられ,結局,花の種は取れませんでした…)

カスカスになったビオラ
巨体化して目立つツマグロヒョウモン

ツマグロヒョウモンの脱皮

それから数日経った6月9日。あちらこちらの葉っぱで,ウニようような物体が付いているのを見つけました。黒のトゲトゲで真ん中にオレンジ…これは絶対,ツマグロヒョウモンですよね。

葉っぱに付いた,いかにもツマグロヒョウモンの,何か

蝶の幼虫は何回か脱皮を繰り返しながら成長するので,これもきっと,脱皮の際の抜け殻と思われます。

ちなみにアゲハチョウは5回脱皮し,それぞれ1齢幼虫,2齢幼虫,3齢幼虫,4齢幼虫,5齢幼虫と,段階の呼び名があるようです。一方ツマグロヒョウモンの脱皮数は定まっていないようで,だいたい5回が多そうですが,6回,7回する個体もあるとか,ないとか…。

先日見たツマグロの大きさと比べて,4分の1程度の長さしかありません。最初,これは抜け殻の一部で,残りは土に落ちているのかと思ったのですが,ぎゅーーっと圧縮しながら脱ぐので縮こまり,これが抜け殻の全部だと教えていただきました。(その後,試しに引っ張ってみましたが,もろくて伸びませんでした)

そろそろサナギになる頃と思っていたのに,まだ5齢幼虫あたりになったばかりなら,食料が足りないじゃないか…,と本格的に食料不足が心配になってきました。

実際にその頃,花壇で見かける数がぐっと減りました。4日前にはあれほど花壇で目立ち,7匹はいたのが,この日は探しても,2匹しか見つけられませんでした。最近ここで脱皮したばかりならまだいると思いますし,しかも脱皮してさらに大きくなったなら,絶対目立つと思うのですが…。

ツマグロヒョウモンの蛹化

なぜツマグロヒョウモンを見かけなくなったのか…。食料を求めて別の場所に移動したか…。あるいは食料が足りずに弱って,鳥に食べられてしまったか…。

6月11日,やはり,花壇をざっと見てもツマグロの姿は見えませんでした。しかしビオラ(食料)が完全に底をついた訳ではないので,まだ数匹かはいるはずだ!と,探して探して,・・・見つけました!

小枝にぶら下がったまま動かないツマグロヒョウモン

スミレ科の食料がない花壇の奥の方で,小枝にぶら下がっていました。水やりの水がかかっても,ピクリとも動きません。

これは・・・サナギになる直前・・・!?

先日の抜け殻は5齢幼虫あたりになった際の抜け殻と思っていたので,サナギになるのはまだしばらく先かと思っていました。でもこの子はサナギになりそうです。期待!というか願望!食料難問題があるので,早くサナギになってほしい!

サナギになる瞬間を見届けたいものですが,ずっと公園にいる訳にもいきません。

そして翌日,6月12日,同じ場所を探してみると・・・。

サナギになったツマグロヒョウモン

サナギがありました!サナギになっていました!!!わーーーい!!

枯れ葉そっくりな地味な色ですが,よく見ると,トゲトゲに加えて,キラキラゴールドの突起があります。アクセサリーのようで,綺麗です。この綺麗な金色が,ツマグロヒョウモンのサナギの特徴です。

このゴールドがないと枯れ葉と見分けがつかず,私のような人間がポイっと捨ててしまいそうです…。このゴールドは,捨てられないためのツマグロの生存戦略でしょうか…?

そして,今が蛹化(ようか)の時期ならば,他にもサナギがあるはずだと,花壇の奥深くを探して,探して・・・,この日,計4つのサナギと,サナギになる直前のぶら下がり幼虫を1匹,見つけました。(後日もう1個見つけました)

ぼやけた輪郭のツマグロヒョウモンのサナギ(ピントもぼけてます)

ただ4つのサナギのうちの1つは,ちゃんとぶら下がれていなくて,最初に発見したサナギと比べると体もブニブニで,コンディションが悪めに見えました。金色がなかったらサナギと気づけません。

コンディション悪そうに見えたツマグロヒョウモンのサナギ

蛹化がうまくいかずにコンディションが悪かったのかと思っていたのですが,今改めて写真を見て,もしかして,わりと羽化直前だったのではと,今さらですが思えてきました・・・。(まだ経験値が足りず,いろいろ自信ありません)

ぶら下がれていないサナギは接着剤でつけてあげる方法もあるらしいのですが,ここは自然に任せて,そっと葉っぱに乗せておきました。そして数日後,このサナギは消えました・・。

ちなみに,サナギって小さいのですね。幼虫のときのサイズ感で探していたのですが,見つけたサナギは,幼虫のときの半分から3分の2ぐらいの大きさでした。

こうして花壇の中でツマグロヒョウモンの幼虫の姿はなくなりました。タイミング的には,あの抜け殻は5齢幼虫になった抜け殻でなく,サナギになった際の抜け殻だったのかもしれません。しかし,抜け殻とサナギの位置が全然一致していないのが,謎です。謎すぎて,モヤモヤがずっと残っています・・。

ツマグロヒョウモンの羽化

サナギになったら,次は,きれいな蝶が出てくるのを待つのみ!

サナギになってから成虫になるまでの期間は,だいたい7~20日とか。幅がありすぎて読み切れません。いつか分からない羽化の瞬間を公園で見るというのは,なかなかにハードルが高めです。(´д`)

花壇の手前にあったサナギは,あるとき(6月19日),丸ごと消えているのに気づきました。

奥まった所のサナギは,あるとき(6月25日),空っぽになっているのに気づきました。

空っぽになったツマグロヒョウモンのサナギ

他のサナギも,空っぽになっていたり,サナギごといつの間にか消えていたりで,結局,羽化の瞬間どころか,羽化した蝶の姿自体,一匹も見ることができませんでした。

残念・・・!

今回は初めてだったこともあり自然に任せましたが,蝶好きのメンバーが増えれば,この先1度ぐらいは,サナギを各自宅に持ち帰っての観察会も行ってみたいと思っています。

蝶好きな方や,公園花壇で一緒に何かしてみたい方は,ぜひご連絡ください。この記事内の,私がよく分かっていないことへのツッコミやご教示もいただければ,大変助かります。(>人<)

さて,成虫の写真がないままなのも締まらないので,最後に,フリー素材からツマグロヒョウモンの成虫の写真をお借りして掲載します・・・・。こちらが,今回見逃した&撮り逃した,ツマグロヒョウモンの羽化した姿です。このような蝶が,きっと公園から,大空へ飛び立っていったと思われます。 I hope that your life will be wonderful !!

この公園がふるさとだから,疲れたときなど,いつでも気軽に帰っておいでね。(^^)

ツマグロヒョウモンの成虫の姿(イメージ)

LINEオープンチャットにお試し参加ください

新蒲田二丁目児童公園の花壇をみんなで使う「いきちか花壇プロジェクト」。

花壇やガーデニング全般や地域に関する報告・連絡・相談する場所として,LINEのオープンチャットをご用意しています。

LINEオープンチャットは,誰もがふらっと入って,ふらっと抜けることもできる,気軽なトークルームです。

お友達登録不要です。リンクからどなたでもお入りいただけます。普段のLINEとは別のプロフィール設定OKです。匿名でも大丈夫です。電話番号など個人情報も一切分かりません。

(詳しくはLINE OpenChat公式ブログをご覧ください)

チャットの使い勝手でいえば,SlackやFacebookグループなどの方が本当は使えるのですが,「気軽に入っていただきたい」ということで,今はLINEオープンチャットにしています。

まだあまり存在が知られていないようですが,ぜひ一度,お試しでふらっと入ってみてください。

今ならキャンペーン中らしく,オープンチャットのどこかトークルームに新規参加すると,LINEポイントが10ポイントもらえるそうです。(7月7日10:59までに参加)

「いきちか花壇プロジェクト」のオープンチャットは,気軽でゆるゆるなトークルームです。今は少人数でまったりしたルームです。

  • 発言なしの,見るだけ参加でも大丈夫です。
  • 可能なら最初に,ご無理のない範囲で簡単に自己紹介をいただけると助かりますが,ご無理のない範囲でお願いします。
  • 通知が邪魔なら,どうぞ通知オフしてください。
  • メンションがついたトークへのお返事も,もちろん義務ではありませんし,タイミングもマイペースで大丈夫です。
  • 顔の見えない相手への常識的な配慮をしたうえで,どうぞラクな気持ちでご参加ください。

「花の里親」募集します!(0次募集)

新蒲田二丁目児童公園の花壇をみんなで使う「いきちか花壇プロジェクト」。

公園花壇に植える花を,ご自宅で育ててみませんか!?

種と栽培キットをお渡しします。ご自宅等で苗になるまで育てていただいて,それを公園花壇に植えていただける方,つまり,「花の里親」になっていただける方を募集します!

(余った分は差し上げますので,引き続きご自宅でも育てていただけます♪条件の詳細は後述する要項をご確認ください)

「花の里親」は夏以降に(助成金が出てから)無償で始めようと思っていたのですが,今回はその前に,少し実費をご負担いただく形での,0次募集となります。

4月にまいた夏の花の種が,虫の食害によって予想外に育っていません…。そのためここで夏の花を追加投入する必要が出てきました。(新芽が消えてしまった様子は下記記事をご覧ください。)

今回は「土だんご de 種まき」などの花壇への直まき方式でなく,自宅等である程度大きくなるまで育ててから花壇に植える方法で行います。

ご自宅での栽培をぜひ一緒に挑戦してみませんか。
不慣れな方,初めての方,心から大歓迎です。(私も素人です!)
お気軽に,軽率に(笑),お申し込みください。

比較的簡単にできるキットをご用意しています。(^^)
お子様の体験にもおすすめです。

下記の要項をご確認のうえ,メールまたはオープンチャット等でご連絡ください。

「花の里親」0次募集要項(いきちか花壇プロジェクト)

  • 費用:1セット200円
  • 種まき用の土ポット8個(そのまま植えられる土ポット「ジフィーセブン」)と,夏の花の種1袋と,お名前ラベルをお渡しします
  • そのうち発芽した3個を,ある程度育ったあと,公園花壇に植えていただきます。よろしければお名前ラベルもお使いください(花の名前と,任意でご自身のお名前なども)
  • 残りは差し上げます。よろしければご自宅でも引き続き栽培してみてください。
  • 種まきの参考になる動画をご紹介します。チャットでいつでも疑問点などご質問いただけます。
  • 複数セットのお申し込みも可能です。(種がなくなるまで)
  • 種は次の4種類のいずれかです。先着順でお選びいただけます:ニチニチソウ/ジニア/インパチェンス/マリーゴールド
  • キットの受け渡しは新蒲田二丁目児童公園を予定していますが,それ以外でも,まずはご相談ください。
  • ご自宅で土ポット(1個直径30mm)8個を置いておくトレイが必要です。使用済みのお弁当容器や食品トレイなどで大丈夫です。
  • 土ポットから根が出てきたら植え時です。ご自宅での栽培期間は,30日程度の目安です。(環境によって異なります。あくまでも目安です)
たねは,ニチニチソウ(日々草),ジニア(百日草),インパチェンス,マリーゴールドの中から選べます。当方にお任せでもOKです

お申し込み・ご相談方法

お申し込みの際は,メールまたはLINEオープンチャットなどで,以下の内容をご連絡ください。ご相談やご質問もお気軽に投げてください。

  • お名前(匿名OK)
  • ご希望のたね(「ニチニチソウ・ジニア・インパチェンス・マリーゴールド・お任せ」の中からお選びください)
  • お申し込みセット数
  • 受け渡しのご希望日時
  • (任意)参加の動機など

Facebookメッセンジャーでも大丈夫です。知り合いのメンバーへの個別連絡でも構いません。

地域ごとのおすすめの種

実は大田区は,18特別出張所の地区ごとに「地域の花」というのが決められていたりします。(くわしくは区のページをご覧ください

今回の里親でどの花を育てるか迷われる場合は,「地域の花」があれば,そちらをお勧めします。しかし今回は4種類しかご用意がなく,この4種類に該当しない地域もたくさんあります。お好きな花がありましたら,地域にかかわらず,ぜひお好きなものをお選びください。

  • ニチニチソウ:入新井,馬込,池上,嶺町,糀谷,羽田
  • ジニア:矢口
  • インパチェンス:蒲田東
  • マリーゴールド:蒲田西

ご自身のお住まいがどこの特別出張所が管轄かを調べるには,区の「所管区域」ページから検索可能です。

花の育て方など(外部リンク)

今回の花4種,ニチニチソウ,ジニア,インパチェンス,マリーゴールドは,どれも比較的育てやすい花です。

それぞれの特徴,花の写真,育て方などがわかるウェブページも以下にお付けしますので,チョイスを迷われる方はこれらの記事を参考にしていただければと思います。

ニチニチソウ

ジニア

インパチェンス

マリーゴールド

オーガニック花壇の害虫対策

生態系豊かな「いきちか花壇」(@新蒲田二丁目児童公園)は,まるで小さなジャングルです!緑もたくさん繁り,多様な虫がここで生活しています。

しかしその分,花壇の花や新芽の虫による食害が深刻になってきました。

虫の様子,芽が消えた種だんごの様子は次の2記事をご参考ください。

虫との共存もあこがれますが,そうは言っても種まきしても芽が育たない状態は困るので,対策が必要になりました。

コーヒーかすを試したところ全然効かなかったので,今回はやむを得ず,もう少し効力のあるハーブと薬剤を使用することにしました。

使用してもオーガニック栽培,オーガニック花壇を名乗れるもの・方法をチョイスいただきました。板垣博英先生,ありがとうございました!

使用日は,2021年6月5日(土)。

使用ハーブ・薬剤は,「ニームケーキ」「木酢液」「ナメトール」「ハイパーお庭の虫コロリ」です。

ニームケーキ

ニームという木に,虫除けのすごい効果があるそうです。インド医学(アーユルベーダ)では,ニームはお薬扱いだそうです。(ニームを育ててみたくなりますね。)

このニームから作るガーデニング商品としては,「ニームオイル」と,オイルをとる際の残りかすから作った「ニームケーキ」があるようです。

使い方は,オイルは,用途に応じた濃度に水で薄めて,葉っぱでもどこでも,目的の場所にスプレーします。ニームケーキは,土にまぜます。ニームケーキは商品分類としては「植物性土壌改良材」になるようです。自然の成分です。

今回使用したのは後者のニームケーキです。少し肥料っぽいにおいがありますが,比較的マイルドです。

埋めたいところにシャベルを立てて入れれば埋めやすいそうです!裏技!

木酢液

続いて,木酢。こちらも自然のものです。炭を焼くときに出る煙を冷やして液体にしたものだとか。においは確かに,ザ・スモーク!

ガーデニングでは,害虫対策にも,植物の生育促進にもなるとか。よいことだらけじゃないですか。

入浴剤としても皮膚トラブルに効果的といわれていて,私も何年か前までお風呂用の木酢液を使っていました。多分,子どもができてから遠ざかって,そのまま忘れていました。また使いたくなりました。

よいことだらけに見えますが,デメリットは,そのにおい。木酢液は,ニームケーキよりも,がっつりにおいます。煙のにおいなので,有害なにおいという訳ではありませんが,ただ強くにおいます。

ガーデニングで木酢液は,通常は水で薄めてスプレー等するのですが,「翌日雨だし,いっか」と,原液のまま花壇にまきました。数日間,花壇がスモーキーでした。(苦手な方がいらしたら,申し訳ございませんでした・・・。)

ナメトール

先までは自然なものでしたが,ここからは薬剤です。農薬です。

コーヒーかすの中でも悠々とくつろげる強靱なナメクジたちなので,ここはもう薬剤に頼らないと厳しいと判断されました。

とはいえ,このナメトールは使っても「有機農作物」(オーガニック)と名乗れるらしいので,ちゃんと有機的な(?)ものなのだと思います。(←このへんもうちょっと詳しくなりたいです)

ツマグロヒョウモンの幼虫が育ってきていたので,ツマグロさんがいるところ(パンジー・ビオラ周辺)を避けながら,花壇のあちらこちらにこのナメトールをまきました。

ナメ取ってね,ナメトール!

ハイパーお庭の虫コロリ

アース製薬の薬剤です。もう名前からして強そうです。

「家の周りや庭にまくだけで、ナメクジ、カタツムリ、ダンゴムシ、ワラジムシ、ヤスデ、コオロギ、ムカデ、アリなどの様々な害虫を誘引し、食べさせて駆除する。」だそうです。

カラフルな顆粒。まくだけでOK。ものすごい手頃です。オーガニックとか関係なく,とにかく害虫を駆除したい!という場合は,とても便利な品だと思います。

これを花壇の中にまくと,もうオーガニックでなくなります。いきちか花壇は今のところオーガニックでいきたいですし,花壇の中にいる蝶の幼虫までコロリされると困るので,こちらの薬剤は花壇の中でなく,外にまきました。花壇の内外に大量にいるダンゴムシ・ワラジムシがターゲットです。

花壇の外にまいたカラフルなハイパー虫コロリ。子どものお菓子みたい。

商品パッケージには「ひと晩で効果を実感!」と書いていますが,いきちか花壇では,1週間ほど経って,この顆粒のそばでダンゴムや謎の虫がたくさん死んでいるのが確認されました。十分な効果です。

花壇のダンゴムシは5匹ほど我が家に連れ帰って観察飼育をしているので,愛着もあり,殺してしまったことに罪悪感もありますが・・・いかんせん多すぎるので,ごめんなさい・・・。

以上,いきちか花壇で使用した害虫対策のハーブ・薬剤をご紹介しました。同じようにオーガニックガーデンで,虫の害に困っている方のご参考になれば幸いです。

なお,この薬剤を使う前に,害虫の人力での地道な捕獲と,地表を覆っていた草の刈り込みも行っていることを補足します。それでいくらか減った気もしていますが,これからの梅雨で絶対また増えると言われ,今回ドカンと薬剤を投入した次第です。

そしてその後,花壇のあちらこちらから,発芽が確認できています!

遅ればせながら出てきた新芽も,今のところ食べられていません!!!YES!!!期待!!!

ダンゴムシ(赤ちゃんも!)は乗りつつも,遅ればせながら種だんご周辺から何やら発芽

いきちか花壇プロジェクトとは

いきちか花壇は,みんなの花壇です。誰でも一緒にお使いいただけます。

みんなで,わいわい言いながら,種をまいたり,剪定に挑戦したり,写真を撮ったり,今回のように虫対策をしたり,イベントを企画したり,新しい挑戦をしてみませんか。

参加費は無料です。お住まいや年齢などの制限もありません。

花壇プロジェクトの詳細ページをご確認のうえ,お気軽にLINEオープンチャットにお入りください。

ひまわりの種まきとその後

「福島ひまわり里親プロジェクト」に参加されている方から,いきちか花壇に種を植えたいとご連絡をいただいていました。詳細は下記記事をご覧ください。

青い種

予定どおり,5月29日に,種をまきました。

冒頭の写真がそのときの種なのですが,まさかの青!かっこいいメタリックブルー!何かフィルムコーティングされていますね。

抗菌剤か何かかと思いますが,これ,どこでコーティングしているのでしょうね?福祉事務所では扱わなさそうなので,専用業者でしょうか。となるとこの種も,業者ルートといいますか,市販の種なのでしょうか?(どこで採れた種でも構わないのですが,関わるならもう少しプロジェクトの流れとか全体像を知りたいお年頃…)

福祉作業所で種を袋詰めしている動画を確認したところ,動画開始05:15では普通の種が用意されていて,05:21の袋に入れる瞬間はハッキリしないですが普通の茶色い種のように見え,05:50では袋の中がコーティング済みの青い種になっていました…。

6月18日追記:
福島ひまわり里親プロジェクト事務局の方からご丁寧なご説明をいただきました。
青い種(抗菌剤と発芽促進剤のコーティング)は,種苗メーカーから購入したもので,福島県外の「里親」用。普通の種は,里親が育てて返却したもので,福島県内の人用。この2種類の種がYouTubeでまざって映っていた感じのようです。

密密

さて!今回ご用意したひまわりスペースが,こちら(下の写真)。

狭くてすみません。密集花壇なもので・・・。モモイロタンポポとリナリアを1株切って,スペースを作りました。

ひまわりの種を複数まくときは,20~30センチは間隔あった方がいいと色々な説明書に書かれています。なので,このスペースだとせいぜい2箇所ほどでしょうか。

ところが・・・。どん!

主さんのご希望により,結果,このように密密に植えました!せいぜい2箇所ほどかと思われた空間に,なんと10箇所!

やっぱりここは密集花壇となる宿命のようです・・・。(笑)
特徴あっていいですよね!(ポジティブ)

一般的には,1つの穴に2~3個の種を入れて,そこから出た芽の中で一番元気なものを1つ残して,あとは抜く(間引く),という方法がとられます。

しかし今回は,主さんの普段のやり方どおり,1つの穴に1個の種方式にしました。

さすがにそれぞれから発芽すると密すぎると思うので,発芽の様子を見ながら,また間引いていくと思います。

発芽

5月末に種を植えて,その後・・・。下の写真は6月9日。11日後の様子です。

この前日の8日,青い囲みの芽を「ひまわりだ~!」とLINEオープンチャットで投稿してしまいましたが,翌9日に赤い囲みの芽が出て,こっちがひまわりかも・・・と訂正しました・・・。

まだまだ素人。見分けが付きません!

引き続き,ひまわり,およびこの周辺全体の芽の成長を見守ってまいります。(青囲みの芽,なんでしょうね)

公園にお越しの皆様も,どうぞ温かくお見守りください。(u人u*)

オープンチャット

先ほど文中に出ましたLINEオープンチャットとは,いきちか花壇プロジェクト用のチャットです。ここで,花壇の様子の報告,相談,その他諸々を,ゆるゆると話しています。

お友達登録不要です。匿名参加もOKです。まずは様子見(見るだけ参加)でもOKです。

お気軽にご参加ください。

花壇プロジェクトの目的と大切にしたい5つのポイント

今回はちょっと硬めのお話ですが,助成金の面接で話した内容を,せっかくなのでブログでも書いてみた,というだけの話です。

花壇プロジェクトの目的

「いきちか花壇プロジェクト」の目標は,主に次の3つです。

  • 公園花壇を使って地域の新しいつながりを作る
  • 花育を通じて子どもや保護者たちの自然または地域環境への関心を高め,主体的な学びを促進する
  • COVID-19に起因する生活のさまざまな喪失を補う新しい機会を提供する

このうちの1つめのつながり作りが,特に意識している目標です。

気軽なつながり

私たちが最終的に目指しているのは「生きやすい社会」です。みんながラクに楽しく生きられる社会であってほしいと切に願っています。

そのためにも,社会の中で人と人がつながり,困ったと言い合えて助け合える仕組みが必要と思っています。

地域にはすでにいろいろなコミュニティがあります。

しかし,何らかの理由で,それらのコミュニティにまだ入れていない人もいると思います。

いきちか花壇プロジェクトは,そのような人でも気軽に参加できる場所でありたいと思っています。地域に参加する最初のきっかけになりたいと思っています。

そのために大切にしたいポイントが5つあります。

①気軽さ

  • SNSのような気軽な参加形態。実際にSNSも活用します。
  • 「ゆるやか」「ゆるゆる」という言葉も意識して使っていきます。

②便利さ

  • デジタルやオンラインを活用して,便利さを心がけていきます。

③多様性

  • 受け入れる対象者は限定しません。
  • 地域のつながりとは言え,お住まいなどの地域も限定しません。幅広い地域の方に参加いただけます。
  • 人によって活動時間や認知特性などさまざまであることを前提に考えます。

④柔軟性

  • 一度決めたことも状況に応じて柔軟に変化して構わない,むしろそれが自然であるという考えでいます。

⑤対等性

  • ここは支援する-支援されるの関係の場ではありません。

広い受け入れ

「敷居を低く,門戸を広く」,そのようなゆるく広い場が,初めて地域とつながるきっかけとして有効だと思っています。

そして,地域とつながれていない人とつながるためにも,まずはこのように,広く受け入れることが必要だと思っています。こども食堂も同じと伺っています。本当に届けたい人に届けるためには,まずあらゆる人を受け入れ,広く届けていくことが必要です。

そして,私たちは,このように広く受け入れるために,公園花壇というのはすぐれた場所だと思っています。

公園は,パブリックで,屋外の,開けた場所です。

そして,花壇は,幅広い興味の受け皿となります。

綺麗な花に興味がある方,育てることに興味がある方,命のサイクルを短期間で見たい方,虫に興味がある方(ちょうど今,花壇で蝶の幼虫がサナギになっています),花の撮影やスケッチに興味がある方,緑化による地域イメージに興味がある方,防犯や治安に興味のある方,作業療法・園芸療法を実践したい方,コロナによる制限だらけの中で居場所がほしい方,などなど…。

他にも花壇の使い道はたくさんあると思いますので,これから,それらを地域の人と一緒に探していきたいと思っています。

花壇プロジェクトの目的と意義をご理解のうえ,ご支援なにとぞよろしくお願いいたします。

種だんごのその後

2021年4月4日に,夏用の花の種をまきました。「土だんご de 種まき」,覚えていらっしゃいますか?

あのときの,種を付けた土だんご(種だんご)の,その後の様子をご報告します。

約10日後(4月15日)

写真が分かりにくいですが,だんごが,2個か3個かあります。この頃から,多くのだんごにエメラルドグリーンのかけらが付きました。未だに正体は分かりません。何でしょう。

このときは,まだ,発芽は確認できません。

約3週間後(4月25日)

いくつかのだんごから,かわいい芽が出てきました!!

だんごの上からも,下からも。(そして,なぜかだんごじゃないところからも。)

なお,だんごを持ち上げるのは,芽や根を傷める恐れがあるので,あまりよくないそうです。ごめんなさい。

3週間でたくさん芽が出てきました!どう育っていくか,ワクワクしていました。

約5週間後(5月8日)

写真が分かりにくくて申し訳ないですが,だんごに大きな穴があいていました。

穴は,だんごから,その下の花壇の土まで貫通していました。(だんごを持ち上げたときに少し崩れたので,分かりにくい写真となっています)

だんごが割れたという話ではなく,だんごの一部が,ごそっと,なくなっている状態です。

この穴の周りには大量のワラジムシとダンゴムシが,穴の中にはナメクジが,残っただんごの裏にはミミズがいました。

穴を開けた犯人候補が多すぎますが,実際に穴の中でくつろいでいるナメクジが,一番あやしいですよね。

花壇の虫たちとも,できるかぎり共存したいと思っていましたが,しかし大事なだんご(=種)に大きな穴を開けられて,ショックでした…。

この後も,だんごの下に,よくナメクジがいました。だんごはナメクジのお気に入りスポットのようです。

この頃から花壇に行くたびにナメクジを探して捕獲するようにしましたが,それでも追いつかず,昨日の記事のように,どんどん繁殖してしまいました。

約8週間後(5月28日)

種まきから約8週間が経ち,改めて,だんごの状態を確認しました。

結論から申し上げますと,ほとんどのだんごで,何も生えていませんでした………。

↓下の写真は,
だんごの下にナメクジがいます。だんごの周辺には,腹ぺこイモムシの大量の緑糞があります。そして,だんごが欠けています。

↓こちらは,貴重な,発芽しているだんごです!!!

ハッキリとだんごからの発芽を捉えられた写真は,上記の1枚だけでした…。ほかにも,元だんごらしいものから発芽しているものもありましたが,とにかく,少なすぎます。

上記の発芽も,芽の小ささからして,最近発芽したものです。

種まきから3週間後には,たくさん芽が出ていましたよね?

あのたくさん生えていた芽は,いったい,どこに消えてしまったのでしょうか・・・。

(ようするに,虫たちのお腹の中・・?)

4月に,あれほどたくさんの種をまいたのに・・・。子どもたちと一緒にまいたのに・・・・。

8週間後の発芽がたったのこれだけとは・・・・。悲しいです・・・。

こんなにたくさんの種をまいたのに

夏の花が育っていないことが分かりましたので,
引き続き虫対策をしつつ,そして,夏の花の追加投入も行わなければ。

小さい芽が食べられてしまうなら,次は種の直まきでなく,ポットで管理しながら大きくなるまで育てた方がベターかもしれません。

夏以降に助成金が出れば育苗グッズを用意して,地域の方にお渡ししようと思っていたのですが,しかし,今すぐ準備した方がよい状態ですよね・・・。ちょっと,考えなければ,です。

花壇を食害する虫たちの話

本記事には,虫の写真がたくさん出てきます。苦手な方はご注意ください。(>人<;)

春になって,花壇が春の花で素敵に彩るのと同時に,虫たちも増えてきました。

ダンゴムシやワラジムシ,
ちょうちょ,
ハチ,
テントウムシ,
名前の分からないカメムシっぽい何か,
等々。

そして,ナメクジや,なぞのイモムシ。

これらの虫の中で草食のものが,じわりじわり,花壇を食害していきました。

ナメクジ

ナメクジは4月中旬から見え始め,5月に雨が続く中で日に日に増えていきました。

ナメクジは花を食べると言われているので,気になっていました。

そしてあるとき,大事な種だんご(種付き土だんご)に穴が開き,その穴の中にナメクジがいるのを目撃しました!大事な種だんごは食べちゃダメ・・・・!

なるべく虫とも共存したいと思っていましたが,ナメクジによる「食害」を目の当たりにしてから,花壇に来る度にナメクジを捕獲するようにしました。

あるとき,きれいな半透明の小さな玉がありました。宝石みたいにきれいでしたが,もしやと思って調べると,案の定,ナメクジの卵でした。

そして,小さなナメクジの赤ちゃんも,いるわいるわ,たくさん見つかりました。ナメクジ,大繁殖してしまいました・・・。

大繁殖して天下をとったつもりか,姿を隠す気もないようで,大胆に,タンポポの上まで上ってきたりもしました。(このあと綿毛も種もボロボロになり,大事なモモイロタンポポの種があまり取れませんでした…)

ナメクジはコーヒーのカフェインが苦手と言われています。コーヒーを抽出したあとのコーヒーかすを花壇にまくと,ナメクジが寄らなくとか。

コーヒーかすは塩よりも土への影響はマイルドですが,それでも,カフェインが花たちの発芽を阻害するおそれもあります。なんとも悩ましいトレードオフ。

しかし,ナメクジの食害が深刻になりつつあったので,多少の発芽抑制よりもナメクジ対策が重要と判断し,コーヒーかすを,花壇に置きました。ペーパーフィルターごとでよいと聞いたので,そのように。5個ほど。

・・・で す が,その後,花壇のペーパーフィルダーを確認すると,コーヒーかすの中でナメクジが気持ちよさそうに過ごしているではありませんか・・・。

あっちのペーパーでも,こっちのペーパーでも・・・。

コーヒーかす in ペーパーフィルター作戦は,ダメでした。花壇のナメクジ,強いです。かすではなく,コーヒー液そのものであればカフェインも濃いので,効くでしょうか?でも,もったいないですよね。

ハバチ類/ヤガ類の幼虫(イモムシ)

大量発生したナメクジを捕獲する中で,イモムシもよく見つかるようになりました。

青いイモムシは,モンシロチョウの幼虫かなと喜んだりもしました。

黒いのもいました。

この黒い幼虫は,ハバチ(ハチの仲間)ではないかと教えていただきました。大量に増え,食害の被害が大きくなりやすいそうです…。

この他にもたくさんのイモムシを見ました。薄黒いもの,黒と緑の間のもの,透明がかった緑のものなど。薄黒いのが一番多く見かけたように思います。

種類は,結論としては,よく分かりません。

上述のハバチのほか,ヤガ(蛾の仲間)の幼虫の可能性もあります。ヨトウムシ(夜盗虫)と総称される虫や,ネキリムシと総称される虫かもしれません。実際,シレネ・ユニフローラがごそっと切れていたので,ネキリムシはいるのだと思います。

インターネットや本で調べても,これらの見た目はどれもそっくりで,決定的な見分け方の記述がなく,結局全然分かりません。若いときは緑で,だんだん黒くなる虫もいるようで,花壇で見かけた多くの虫はそれだと思います。しかし,そもそも複数の虫を「ネキリ虫」と総称するように,虫の分類も曖昧で複雑です。難解です…。

中でも,緑のイモムシがモンシロチョウの幼虫なのかどうかが気になっていましたが,モンシロチョウの幼虫が好きなのはアブラナ科の植物で,花壇には生えていないと教えていただきました。なので,今まで見た緑のイモムシも,蝶ではなさそうです…。

そしてあるとき,大量の緑の糞(ふん)が!イモムシも大繁殖して天下気取りです。(下の写真はスワイプすると,2枚目に,糞の隣でくつろいでいるイモムシがいます。)

後日,種だんごの話も別記事でまとめようと思いますが,種の発芽の悪さとこの大量の糞を見て,さすがにマズいと思い,急いで,花壇の地表を覆っていた葉っぱをザクザク切りました。土の風通しと日当たりをよくするためと,虫を見つけるために。

この日はイモムシ(黒も緑も)とナメクジを,たくさん捕獲しました。

ツマグロヒョウモン

さきのイモムシたちが何の幼虫か分からないのに対して,とても分かりやすい風貌の幼虫がいました。黒とオレンジのツンツン毛虫。ツマグロヒョウモンです。

外見が特徴的なのに加えて,パンジー,ビオラ,スミレなどのスミレ属にしか付かないという,行動・エリアも特徴的!分かりやすくてありがたいです。

なお,正直外見はギョッとする怖さがありますが,ツマグロヒョウモンは,蝶です。れっきとした蝶です。黒とオレンジの,わりと綺麗な蝶です。

ビオラとパンジーの花がむしゃむしゃ食べられているのは,この幼虫のせいだと思います。だから食害といえば害なのですが,ビオラ・パンジーの花はもう終わりかけていたので,よしとします。

バタフライ花壇を目指しているので,蝶の幼虫は,ひいきします。

でもビオラとパンジーは来年も咲いてほしいので,種ができてほしいので,どうか花を食べ尽くしませんように・・・・。

上記のような虫の食害により,今,種まきしたのに芽が出ないことと,花が咲いたあとの種が取れないことの,2つの問題が深刻化してきました。

草を刈って,いったん見かける虫の姿は減りましたが,これから本格的な梅雨が始まると,また虫も増えると思われます。

虫が嫌うハーブや樹木のオイルを試したり,何らかの「ナメクジトラップ」も検討しようと思います。

皆様も何かよい方法をご存知でしたら,ぜひここのコメント欄や,チャット,メール等で教えてください!

ブログのコメント欄に「Facebookコメント」も追加しました。連絡手段をたくさん作っていますが,深く考えず,ご自身が使いやすいところからふらっとご連絡ください。^^

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いきちか花壇のたね採取

花壇で見事に素敵に咲いた春の花たちも,5月に入った頃から種(たね)が取れ始めました。今回は種採取のお話です。

まず,シレネ・ユニフローラを例に,花が種になる様子をご紹介します。

↓これが花の状態ですね。
シレネの仲間はみんな,花のうしろが長めなのが特徴的です。ここの部位の名称,いっぱい調べました。たぶん,苞(ほう)だと思うのですが…違っていたらご指摘ください…。シレネ・ユニフローラの苞(ほう)は,ぷっくり楕円形です。

↓花が終わると,苞(ほう)の中に,つやつやの緑色の丸い豆がありました。この豆部分の名称は「子房」?「室」?自信ありませんが,とりあえず,ここがマタニティのお腹です。

このお腹が,緑色からだんだんと茶色になっていくにつれて,お腹の口も少しずつ開き始めます。

この間に,最初は粉のようだった種も,少しずつ大きくなっていきます。口が全開になる頃には,種も成熟しています。

やがて全開の口から種が自然とこぼれて,土に落ちて,次の命が始まります。

しかし,黒くて小さな種が土に落ちてしまうと,それを見つけて拾うのは至難の業です。なので,落ちる前に採取したいところです。

一方で,採取が早すぎると種が未熟だったりします。

そのため,種採取というのは,実はなかなかタイミングが難しいです・・・。仕方ないですけどね。

ガーデニング素人の私たちが最初に立てた年間計画では,種採取もイベントにして,地域の子どもや保護者たちと一緒に種を取りたいと思っていました。

しかし・・・,やってみて気づきました。実際の採取のタイミングというのは,まったく読みきれないと。花の1個1個ごとに取りどきも異なります。

日時を予め決めておく形のイベント化は無理でした。

学童保育事業をしていれば,毎日公園に遊びに行きながら様子を見て,「もうすぐここの種は取れそうだね」と週案の保育計画に入れることはできると思いますが。(でも今はやっていません)

そのため,現状での理想型は,公園にふらりとお越しいただく方に,取りどきの種があれば取っていただく,という形です。

よろしければ,ぜひ,お願いします。
マタニティお腹の口が大きく開いていれば,そこを摘み取ってみてください。

引き渡しの日時は,チャットやメール等でご相談ください。

種の引き渡しまで日数が経ちそうな場合は,お手数ですがジッパー付きの袋に入れて,冷蔵庫で保管いただけますと,大変に助かります。

こうして採取した種は,地域の方の栽培体験(花の里親)に使おうと思っています。助成金が取れれば夏以降に里親を募集します。

さて,ここからは,花と種の写真ギャラリーです。

▼クリスマスローズ

クリスマスローズ。つんつんしたお腹が5個ぐらい。これも徐々に茶色くなって,あるとき割れて,種が落下します。花にネット(お茶パック等)をつけておくと種をキャッチできます。葉っぱにキャッチしてもらおう作戦は,強風でダメでした。
つやつやの種。全長5mm程度。光沢があるうちなら,土に落ちてもなんとか見つけられる…かも?大変ですが!!今回は気合いで拾いました。

▼シレネ・ピンクパンサー

ビビッドなピンクの小花が映えるピンクパンサー。花壇のあちこちで育ちました。ぜひ来年も咲いてほしいです。
シレネ・ユニフローラと種のでき方は同じです。お腹がぷっくりすると口も開いてきます。しかし密集花壇の中で,この小さな茶色いお腹が,地味に見つけにくい…。お腹も重くなると横や下向きに垂れ下がり,お腹自体も薄くもろく,気づいたときには既に種が落ちた後がほとんど。。で少ししか取れませんでした。

▼シレネ・ディオイカ(レッドキャンピオン)

咲き始めのレッドキャンピオン。もっと伸びます。ぐんぐん伸びて,花もたくさん咲きました。
高地で堂々と目立つお腹!分かりやすい!上を向いて口を開けてくれているのも,ものすごく助かります。

ピンクパンサーと似ていますが,それより大きめ。お腹も硬め。ピンクパンサーがもろい紙袋なら,こちらのレッドキャンピオンは段ボール箱。

▼ムスカリ

2年目以降のムスカリ(球根から植えた1年目のムスカリは種がつきませんでした)
球根ができるムスカリですが,種もできました(当たり前か…)。お腹はまん丸じゃなく,三ツ矢型。
1つのお腹の中で3つの部屋に別れ,1部屋に1種。口が全開になる前でも種はしっかり大きくなっているように見えるので,全開になる前に取りました。この状態で大丈夫であれば,取りやすいです。種はビロードのような,滑らかな漆黒。形状も独特で,揺らぎやすい&転がりやすい。きっと種を遠くまで転がしたいのだと思われ。
もともと揺らぎやすい形状のところ静電気を帯びたのか,種に軽く触れただけで,弾け飛びました!面白い!

▼モモイロタンポポ

人気のモモイロタンポポ。本当素敵です。
モモイロタンポポも,普通の黄色いたんぽぽ同様,綿毛ができます。マタニティ腹はできません。
綿毛ができてすぐに取っても,種はまだ未熟でした。茶色く大きく成熟するまで待ちつつも飛ばないうちに取らなければという,やはり種採取はタイミングが難しい。
しかし・・・種の成熟を待っているうちに,飛ぶ前に「食べ荒らされる」という事件発生!多分ナメクジ。モモイロタンポポの種はぜひ欲しかったのに,少ししか取れずショック。
綿毛がついていると飛んでいくので,綿毛は取り除いて保管。大きくなるのを待っても,焦げ茶色の成熟種は意外と少ない…。

▼ビオラ/パンジー

冬も春もずっと咲き続けてくれたビオラ。ありがたすぎる存在です。来年もぜひお願いします。5月までは,種を作らせないよう(花を咲かせ続けるよう)に花がら摘みをしていました。ごめんね。
お腹が割れて種が落ちたあと。口が開くどころか,お腹全体が割れます。割れると種が落ちるので割れる前に取りたいのですが,タイミングはかなり難しいです。まだ1粒も取れていませんが,花壇に落ちているならよしとします。

▼オダマキ

こちらはミヤマオダマキ。もう少し背が高い西洋オダマキもあります。
ピエロの帽子のようなマタニティのお腹。西洋オダマキもこんな感じです。ここから茶色くなるまで意外と長くかかりました。
写真の上側のピンボケ部分,お腹が茶色くなって,口も少し開いてきました。しかし「全開」と思える状態になかなかなりません。この状態からもう2週間待っていますが,ほとんど変わらず。そろそろ取ろうかな。

▼オンファロデス・リニフォリア

白くやわからい雰囲気の小花。葉っぱの色もアンニュイ。
花が終わると星形の「がく」の中に,おへそ型の種ができました。花1個につき,おへそが4つほど。
最初,このおへそはお腹かと思っていたのですが,中から粒が出てくる様子がなく。このおへそが種のようです。これが一番,種採取しやすかったです。

初めての種採取でしたが,花の種類によって,種のでき方も,落ち方/飛び方も,形状も,本当に違っていて,新鮮な発見だらけでした。また,同じ種類の花でも,種のできる量など,1つ1つで個性が違っています。奥深いです。

もし,種って面白いなと感じた方がいらっしゃいましたら,よろしければ,いきちか花壇オープンチャットにご参加ください。一緒に楽しみましょう。

花壇にお越しになれない遠方の方でも,写真などを通じて,一緒にエンジョイできればと思っています。^o^

花壇プロジェクトは特別な協会ではなく,興味や関心事を通じて,自然とゆるくつながっている場を目指しています。

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