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050-5867-2041(※2025年2月末まで)

6月の状況報告(いきちか花壇プロジェクト)

プロジェクトの状況報告

いきちか花壇プロジェクトという,SNS感覚で気軽にゆるくつながり合いながら,公園花壇をみんなで使う活動をしています。ぜひ自分に合う形でこのプロジェクトをうまく利用してください。くわしくはいきちか花壇プロジェクトのウェブページをご覧ください。

毎月1回,このブログで代表向井から現状報告(ビジョン共有も兼ねて)を行っています。タイミングとしては,第2土/日の定期集合活動日までの公開を目指しています。では今月もよろしくお願いします。

「いきちか花壇写真コンテスト2022」のチラシができました

  • 現在開催中の「いきちか花壇写真コンテスト2022」のチラシができました。プロジェクト参加者の中でデザインが得意な方に多大なるご協力をいただきました。いつも本当にありがとうございます。

  • チラシは,前回の「公園かだんいっしょに使おう」のチラシ同様に,「やさしい日本語」を意識して作っています。応募規定の部分などはあまりやさしくなっていないかもしれませんが,一応がんばったつもりです。園芸も,SNS投稿も,動画編集も,「やさしい日本語」も,素人スタートですが,やりながら学んでいっています。一緒に練習してみたい方,ぜひぜひご連絡ください。実践が一番の学びです

「やさしい日本語」とは,日本語を母語としない人や低年齢児でも,比較的分かりやすくなるように心がけた日本語のことです。

このプロジェクトは,世の中にはいろいろな人がいることを前提とし,そして自分とは何かが違う人同士でも認め合い受け入れ合いたい,という気持ちで行っています。実際にはまだまだうまく実行できていないかもしれませんが,そういう気持ちではいます。なので,チラシもなるべくいろいろな人が読めるように「やさしい日本語」で挑戦しています。

(ブログなどデジタルテキストは,ツールを使えば翻訳や音声読み上げなどできるので,自分の限界もあって今は普通に書いています)

助成金や寄付金を得るには活動の対象を分かりやすく限定したほうが有利ですが,自分の思いとしては,限定せずに「多様性」で「インクルーシブ」な状態を目指したいのです。なので,私は,そうすることの重要性や価値を伝えるための発信を,もっとがんばらねば,ですね。

  • このチラシは,また近隣の施設(保育園,児童館,小・中学校,特別出張所,図書館など)にも置いていただきます。花壇現地にはすでに置いていますので,どうぞたっぷりと取っていってください。そしてお知り合いの方に配ってください。まとまった数が必要な方は遠慮なくといいますか,ぜひご連絡ください。(^人^)
  • 写真コンテストの募集要項は,次のブログ記事をご覧ください。応募数がまだ少ないので,皆さま,ぜひ応募してみてください。入賞作品はシールになりますよ~。

東矢口三丁目公園も花壇活動がスタートしました

  • 5月中旬に,無事,東矢口三丁目公園の花壇が完成しました!
  • 今年度はなるべく手持ちのものでまかない,来年度に東急の支援を受けて有意義なことができるといいなと考えています。もちろん審査があり,審査が通るかどうかは企画次第です!まだ企画は全然できていないので,ぜひ,楽しい企画アイデアを一緒に考えてください。申込みは今年の秋~冬です。
  • 正面花壇は,一段高くなっているところの全面は使わず,子どもが今までどおり踏んでも構わない場所を残しています。踏まないでほしい場所と踏んでもよい場所をわかりやすくするため,柵を立ててゾーニングしました。先月に新蒲田二丁目児童公園から抜いた白いワイヤー柵です。どなたがくださったか分からないままですが,またここで活用させていただきます。

  • 正面花壇の中に足場も少しだけ設置しました。重いので少しずつ設置していきます。足場の素材も形も,とりあえずの今年度版です。来年度以降は足場も楽しいものを考えていただければと思います。
苗を植えて,足場を少し置いて(まだ途中),白柵でゾーニングを明確にして,チラシ入れを立てた,東矢口三丁目公園の正面花壇。
  • 正面花壇には,マリーゴールドやジニアなどを植えました。もちろんタネから育てています。昨年,区が余らせていた春まきのタネを大量にいただき,今年の3~4月にそのタネを希望者にお渡しました。タネを配付したときは「花の里親」を行うつもりではなかったのですが,結果的にそのような形になり,立派な苗になって公園に帰ってきました。タネから育ててくださった皆さま,ありがとうございます!
咲き始めたマリーゴールド
咲き始めたジニア(百日草)
咲き終わったスイートアリッサムを「切り戻し」して植えたら無事復活。この株は色がミックスでおもしろいですよね

大田区には「18色の緑づくり」という,地域の緑化支援事業があります。以前は,町会/自治会に任せて花のタネを家庭に配ろうとしていたようですが,うまくいかなかったようです。それで今は公園花壇ボランティア団体にタネを配るようになったそうですが,区の配布時期がまきどきを過ぎているからか,ご年配のかたにタネが不人気なのか,こちらでもあまりタネの引き取り手がないそうです。なので,余りをごっそりといただいて,皆さまに配布しました。区外の緑化団体さんでもタネは不人気という話も聞きますが,しかし,主に幼児・児童&その保護者たち周辺では,タネは大人気です。どうぞタネが余るような場合は,私たちにお任せください。有意義に活用&配布させていただきます。

(町会でうまくいかないようなことも,私たちのような若めの市民団体に任せていただければできそうなのに……と思うことがよくあります。区や他団体さん,私たちのような団体との協働およびご支援を,引き続きよろしくお願いいたします)

  • 北側の道路沿いの小さな花壇に,種まきをして発芽した跡があります。つい最近,港北オープンガーデンのタネをたくさん分けていただいたので,これも近所の人や学校の先生方に配っていたのですが,そのタネを早速花壇にまいたような雰囲気です。何人がここでタネまきをしたのかはまだ不明ですが,一人は特定できました。小学生です。オープンチャットでつながっていませんが公園によく来る子なので,どうにか接触しながら,周辺の子どもたちも巻き込んで,ここで一緒に育てていきたいです
北側花壇の何カ所かで,コスモスらしき芽とジニアらしき芽がたくさん出ています。ある小学生がまいたらしいので,これを機にここで一緒に育てていきたいです。
  • 西端の細長い花壇には,プロジェクト参加者からいただいたブルーサルビアやトレニア,新蒲田二丁目児童公園から移植したキバナコスモスなどを植えています。花壇サイズに対してまだ少ししか植えていませんが,秋以降に業者がここに入ってフェンスのツル除去作業する予定もあるので,ここはのんびりいきます。

新蒲田二丁目児童公園の花壇の様子

  • 新蒲田二丁目児童公園は,春の花が終わり,カラフルだった花壇がだいぶグリーンになりました。しかし少しずつ夏の花も咲き始めています。引き続き,絶え間ない変化をお楽しみください。本当に,常に変化しています。夏のメイン花になる黄色いルドベキアも,もうじき咲きそうですよ。

  • 春の花のタネを採れる範囲で採りました。菜の花,ビオラ,桃色タンポポ,シレネ・ピンクパンサー,シレネ・ピンクピルエット,ボリジ,オンファロデス・リニフォリア,リナリアなどのタネが,少しずつですが,採れました。一年草も,こうしてまた来年に命を繋いでいけるのはうれしいです。

  • エディブル(食べられる)フラワーとして今年も活躍してくれたボリジも,5月末に切りました。皆さまボリジをつめましたか? 今年つめなかったかたは,来年こそつんでいってください。ボリジの使用例などを書いたボリジ特集記事を書きましたので,よろしければ読んでみてください。
  • ミニ花壇で咲いているマロウも,マロウティーとして楽しめます。5月の集合活動の日には,参加者みんなでマロウティーを楽しみました。水色→予想外の透明→ピンクに色が変化しました。
  • このマロウティー,実はなかなかの沼です。集合活動のときもきれいな青色はすぐ消えて透明になってしまいました。その後自宅でもいろいろ試していますが,納得するブルーは1回しか出せていませんし,色の出方も変化のしかたも,毎回予想と異なります。法則性も見いだせず,気持ち悪い状態です。マロウは夏まで咲くはずなので,皆さまもマロウをつんで,どうすればきれいなマロウブルーが出せるか実験してみてください。マロウは咲くのも咲き終わるのも早く,こまめに「花がらつみ」をしないとすぐタネになって花を咲かせるのをやめてしまうので,どうぞ遠慮なく,つんでいってください。花びらだけを取るのではなく,がくごと取ってください。
  • 大花壇は一時期ジャングル化して,虫がたくさん出たり,花の病気も出たりしました。だいぶ剪定しましたが,これから梅雨本番なので,ジメジメがこもるとまた病気などが発生するかもしれません。可能な範囲で,風通しよく,さわやか~な雰囲気が出るように,お手入れしてみてください。大花壇では地表の落ち葉もなるべく取ったほうが◎です。

6月の集合活動は6月12日16:00~(雨天の場合は19日に延期)

  • 花壇活動は「できる人ができるときにできることを」が基本ですが,月に一度の集合日も設定しています。6月の集合日は6月12日(日)16:00~17:00予定です。6月からは夏版として,午前中ではなく夕方16時からになりますのでご注意ください。6~9月が夏版です。小雨を含む雨の場合は,翌週19日(日)16:00~17:00に延期します。
  • 途中参加・途中退場,見学だけなど自由です。お気軽に,新蒲田二丁目児童公園にお越しください。初めての方,大歓迎です。作業する方は,グローブ類と手ふきハンカチをお持ちください。シャベルや剪定ばさみもあると助かります。
  • 今月は,剪定や落ち葉拾いが中心になると思います。ジメジメ蒸れ蒸れ予防大作戦です。混み合っている花の移動もできるならば。
  • マロウティーもまたやりましょう。お湯とティーポットを持っていきます。一口程度になると思いますが,マロウティーを飲んでみたい方は,マイカップをお持ちください
  • 撮影もぜひ助けてください。「ジンバル」も使ってみてください。(もしご自身のスマホでジンバルを使いたい方は,先に専用アプリを入れておいてください)
  • 当日の呼び名の名札を付けていただきます。ペンと適当すぎる紙とテープしかご用意できないので,何でしたら自宅から付けてきても構いませんというか大歓迎です。
  • 日時の変更が生じることがあるので,最新情報をオープンチャットでチェックするか,Googleカレンダーや,Facebookの「イベント」でご確認ください。

▼カレンダーの公開URL
https://calendar.google.com/calendar/embed?src=fpbsq1m05ucvfcr198pehm6mdc%40group.calendar.google.com&ctz=Asia%2FTokyo

まだ決定できていないけど考えていることなど

  • プロジェクトに何らかの形で関わってくださっている皆さまに,アンケートを4ヶ月ごとぐらいの間隔でお願いしたいと思っています。内容は変えますので,前回ご協力くださった方もまた回答にご協力をお願いします。新しいアンケートは未完成です。がんばります。
  • チャットでトークが流れていく問題についても,そろそろどうにかしなければと思っています。残したい情報をまとめる方法,特定のトピックスでディスカッションを行う方法について,ぜひご提案ください。チャットツールとしてはSlackが多機能で好きですが,LINEオープンチャットの「個別に連絡を取れない」(DMできない)という制限も,オープンであることを貫けるのですぐれていると思っています。LINEオープンチャットでトークしつつ,トピックスごとにGoogleドキュメントなどに書いていくのが無難かなと思いつつも,……もっといい方法があればぜひぜひ教えてください。
  • 集合活動日以外に,話し合い(ミーティング)のための定期集合日も作ったほうがよいかなと考えています。今の集合活動日は花壇作業が中心で,運営・計画・企画などについてこの時に話し合うのは難しそうです。ただ,公園も2か所になり,作業用の集合も増やしたほうがよいかもしれない中,話し合いのための集合も作るのは多すぎるかな・・・と思いあぐねています。どうでしょう皆さま。個人的には話し合いは必ずしも対面でなくても,Zoom等のオンラインでも構わないとは思っています。
  • YouTubeの動画配信,ちゃんとやりたいです。不慣れなので腰が重いうえに1つ1つに時間がかかっていますが,少しずつ慣れていきたいです。撮影に付き合ってくださる人がいると,はかどります。撮影協力チーム大募集。

先にも書いたようにいろいろな人を想定して活動していきたいです。今は情報発信が文字に偏っているので,映像での発信もすべきと思っています。そして,なるべく顔出しもして,親しみのもてる情報発信にしていきたいです。正直私が顔出しするのは不慣れすぎてめちゃくちゃ恥ずかしいですし,滑舌悪いので不向きと思っていますが……。出演協力チームも大募集。

  • いきちかは「タネから」や,「育てるも楽しむ」といった方向性が形づいてきました。タネまき計画をたてて,タネまき&育苗してくれる人を経常的に募集していきたいです。ジフィーセブンではまだ苗が小さいうちに限界がくるので,これらの人には一般的なポリポットサイズで育てていただきたいところです。その土やポットもこちらからお渡しすべきと思っていますが,どういった形であれば無理なく実行・継続できそうか,まだイメージがかたまっていません。これについても皆さまとディスカッションしていきたいです。(※この経常タネまきとは別に,チラシをまいて「花の里親」を広く募集するのは,去年同様に秋まきシーズンに行いたいです)
  • タネから育てる場合は最終的にどれぐらい生き延びるかが読み切れません。育てていただいた苗がもし公園に植えきれない事態になった場合などに,あらかじめ予約していた人にプレゼントできるような仕組みも整えたいと考えています。育てたものの行き場がないのは悲しいので,行き場を確保しておきたいところです。大きく分けて,(1)学校や園などの施設,(2)個人,のどちらでいくかをまず決めなければですね。

  • プロジェクトの安定活動のため,そして目指したい「助け合える社会」のためには,助成金だけでなく寄付金も必要です。寄付のための施策も,そろそろ本腰を入れて行わなければと思っています。こういうことも,定期ミーティングがあれば,今より進みやすそうに感じています。

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