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この夏,こんなチャレンジをしてみませんか!?

保育者向け記事

早いもので,もう8月目前,もうすぐ夏休みですね。
今年の小学校の夏休みは,学校主催の水泳教室も,PTAや地域支援本部によるサマーワークショップ類も,みんな中止です。実際にCOVID-19の拡大真っ只中でもあるので,今年はどうも,思う存分には弾けきれない夏休みになりそうです。

それでもどうか,この夏休みの間に,新しい挑戦や,思い出に残る経験を積んでほしいと願っております。いきちかでオンラインイベントの開催も考えましたが,今回は,提案に留めることにしました。

今日のブログは,「この夏,こんなチャレンジをしてみませんか!?」の提案です。

もちろん下記は一例です。子どもが自分自身で考えて決めたなら,ぜひその挑戦を応援してあげてください。もし,子どもの挑戦案を大人が「ちょっと物足りない」と感じたなら,そう感じたという率直な思いを伝えてもよいと思います。ただし,大人の考えの押しつけや誘導にならないようご注意ください。

大切なのは,子ども自身が「やりきること」と「楽しむこと」です!^^

挑戦例1:今までで一番大きな段ボール工作

もし「大きな」をテーマにした場合は,とことん大きさにこだわってください。^o^
おうちにある段ボールで足りない場合は,スーパー等でもらってくるのもよいですし,ホームセンターで購入するのもお勧めです。段ボールシートなら1平方メートル程度が200円前後で購入できます。

他には,「動く」「テープを使わない」「売れるクオリティ」などなど,色々な挑戦テーマが考えられますので,子どもの挑戦心をくすぐり,やる気が持続しそうなテーマを一緒に探してみてください。

創作が難しい場合は,型紙や設計図を見ながらの工作でも十分に思います。面白そうなサンプルを以下にあげておきますね。他にも探してみてください。

段ボールの切断には,普通の工作カッターよりも,ノコギリ歯のカッター(ダンボールカッター)がお勧めです。

挑戦例2:プログラミングでの作品づくり

パソコンやタブレットを子どもに貸し出せるなら,プログラミングで作品を創り上げるのも素敵な挑戦です。

NHK for Schoolの中に,「why!?プログラミング」という番組があります。こちらを見せてみて,もしScratchでのプログラミングに興味を示したなら,この夏にScratchデビューはいかがでしょうか!?

アニメーションやゲームも自作できますよ。

挑戦例3:動画制作

動画制作もいまどきの子は盛り上がります。なりきりYouTuberです♪
ただ,でたらめに撮って自分が楽しむだけでなく,夏の挑戦としては,「人に見てもらう作品」を目指してもらいたいところです。

・誰に見てもらうか
・どう喜んでもらうか
この2点を最初に決めてもらい,この2点に沿ってシナリオを考えるよう促してください。

動画作品を仕上げるには実に色々な技術が必要ですが(カメラ技術,話術,表情,編集技術等々),突き詰めるときりがありませんので,最初はあまり気にしなくてよいと思います。まずは「人に見てもらう作品」をブレずに仕上げることを目的とするのがお勧めです。

挑戦例4:料理

料理も,身近でありがながら,とてもやりがいのある挑戦です。お子さんのレベルにもよりますが,1品だけよりも,1食分のフルセットを作りあげることができれば,かなりの達成感・満足感が得られます。

下の写真は,『こどもクッキング はじめてバイブル』の本を見て子どもが作った,【インド式カレー】【手羽元のタンドリーチキン】【フライパンで焼くナン】【ラッシー】のセットです。

なお,慣れない場合は簡単なものから始めて,成功体験を積みながら料理への意欲や自信を育んでいきたいところです。しかし!なぜか子どもという生き物は,慣れない時ほどクッキングブックの難しいもの(=おいしそうなもの!!面白そうなもの!!)から作りたがります……。成功体験のためには,どうか,簡単なものを華やかに(キャッチーに)魅せている本が欲しい今日この頃です……。(個人事業で編集者もやっています。小学生向けの料理本の編集業務,喜んでお手伝いします。ご依頼お待ちしています。笑)


おすすめクッキング本

完成した作品はぜひお友達や親族などにも見てもらって,たくさんの「すげー!」の声を子どもに浴びせてあげてください。

それではどうぞ体調には気をつけて,充実した楽しい夏休みをお過ごしください!

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