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退去にいたるまで

お知らせ・お願い

小学校が,少しずつですが,再開し始めました。いきちか学童クラブのサイトやSNSへのアクセスも増えてきました。ですが,現在新しい活動拠点を確保できておらず,入会も受け付けられない状態です。

移転先を確保しないうちの退去で,ご迷惑をお掛けしております。

前の民家では,幾たびか予想外のトラブルがありました。入居してすぐのうちから移転先を探していましたが,しかし条件に合うものが見つからなかったため,3~5年ほどここで力をつけてから条件を見直して,次のところへ移転しようと計画しておりました。

その中で,新型コロナウイルス感染症の流行も踏まえ,一旦活動を休止することにしました。

いきちかの活動がこれから本格始動するという,その直前での休止でした。道半ばどころか,スタートラインに立ったばかりで,本当に迷いましたが,一度止まれた今のうちに退去することを決めました。

この先,活動が大きくなってからの移転や,あるいは万が一の深刻なトラブルの可能性を思うと,このタイミングでの退去が最善だとの判断です。

もちろん移転先を見つけてから退去したかったので,不動産会社,町会や民生委員関係者,大田区の空き家担当者など,多くの方に相談させていただきました。子ども食堂「だんだん」の近藤さんにも,お忙しい中,親身にご対応いただきまして,心より感謝申し上げます。

皆様からは,いきちかの活動についてポジティブな反応をいただき,本当に沁み入りました。ありがとうございました。

残念ながら物件は現時点まで見つかっておりませんが,たくさんのご縁を紡いでいただきましたことをありがたく思います。

なお,地元の方はご存知の方も多いと思いますが,「だんだん」の近藤さんも,行政の支援等から取りこぼされた厳しい状態の子どもたちの存在を知って,自分の力で直接の支援を始められました。本当はそのような支援は国や自治体がすべきことかもしれませんが,現実問題としてできていないので,目の前の子どもたちのためにボランティアで動いてくださっています。

逆風も多くあったであろう中,多くの人を巻き込み,今もこのように活動を安定して継続できているのみならず,日本中に子ども食堂の輪を広められたことを本当に尊敬します。私たちのごく近くの土地の,小さな小さな空間で,おばちゃんたちがおばちゃんらしく活動して,その結果がこれほどの実績になるのは,私たちの励みになっています。

行政任せや他人任せでは変わらないことって,たくさんありますよね。これからの時代,このような個々人のちょっとした行動が,ますます重要な意味をもってくると思っています。私たちも,いきちかを通じて,あるいは別の形になるかもしれませんが,引き続き,ちょっとした行動を試みていきたいと思います。

どうぞ引き続き,ご協力のほどお願い申し上げます。

何かございましたらぜひご連絡ください。

いきちか学童クラブ 向井
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