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子どもの夕飯時刻と健康問題

保育者向け記事

今日は,あるデータ結果を公開します。

いきちか学童クラブの近くにお住まいで,小学生の子どもがいて,就労等をしている保護者によるアンケート結果です(N=37)。
ちょうど,2019年度現在で小学校1~2年生(+兄弟児)の親ばかりという,分かりやすい結果となっています。

冒頭のグラフは,小学校1~2年生の夕飯時刻のアンケート結果です。

全体の半数が,19時台で,
4分の1が,20時代台です。

親の帰宅時間のアンケート結果が,全体の3分の2が18~19時台ということからしても,ごく自然な結果と思われます。

さてさて,一般的に,「食事は就寝の3時間前までに」と言われています。
それができないと,消化不良を起こす,睡眠の質が下がる,太りやすい体質になる,というリスクが高まります。

では,実際の食事時間から3時間後というと,
全体の半数が22時台,
4分の1が23時台,
ということになります。

小学1~2年生が,です。
それは,少し,遅いですよね。

なので実際は,多くのご家庭で,3時間経たないうちに就寝となっていると思われます。

これは,誰が悪い訳でもないのですが,現実問題として,
子どもに,消化不良,睡眠の質の低下,太りやすい体質化というリスクを負わせていることになります。

いきちかが夕飯を提供する理由の1つが,これです。
現状より,もう少し早い時間に食べ始めていただきたいですし,そのためには,学童で提供する必要があると思いました。

できれば親も一緒に食べてほしいので,「就寝3時間前」と「親と一緒」の両立ができるギリギリを狙って,18:30頃の提供を予定しています。

学童で夕飯を食べるのは,必ずしも,親の負担を減らすためだけではありません。(これも重要なことですが)

子どもの健康のために必要であると,私たちは考えています。

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