ikichikagakudo@gmail.com
050-5867-2041

公園花壇ボランティアがつながるFacebookグループを作りました

お知らせ・お願い

私たちはゼロ状態から公園花壇ボランティアを始めた

私たちは2020年末に,大田区の新蒲田二丁目児童公園で公園花壇ボランティアを始めました。今は東矢口三丁目公園でも活動しています。花壇に関わってくれる人を広く集いながら,なるべく広く巻き込みながら,公園花壇運営をしています。

自治体が公園花壇を地域のボランティアに任せる制度は,全国いろいろなところにあるようです。ここ東京都大田区の場合は「ふれあいパーク活動」という名称で,公園ごとに,「清掃」「運営(花壇含む)」「点検」のうちの1つ以上を,団体がボランティアで担当する形となっています。「清掃」を担当する団体には区からお金が出ます。

私がこの「ふれあいパーク活動」の制度にたどりついたのは,学童保育事業で利用していた新蒲田二丁目児童公園のゴミのひどさがきっかけです。私たちがゴミを集めるから回収に来てほしいと思って調べる中で,この制度を知りました。区に直接相談したところ,「清掃」は他団体が申し込んでいるので私たちは申し込めないということでしたが,清掃にこだわらず公園運営に関わりたいという思いと,公園花壇のポテンシャルの高さから,清掃以外の項目で申し込みました。このとき,花壇は学童保育に通う子どもたちと一緒に使うつもりでした。

こうして花壇ボランティアが始まりました。花壇活動の意義や利点を十分理解してのスタートですが,花や植物全体についての知識や経験はほとんどない状態でした。花壇や空間のデザインも不得意分野です。さらに学童保育の閉室に伴って,予定していた花壇のお世話人もいなくなりました。お金もありあせん。何もなく「花壇だけある」という状態でのスタートとなりました。

つながれたからこそ,ここまで来られた

何もない中でのスタートでしたが,インターネットで小さな発信をしていく中で,たまたま運よく,ガーデニングの知識も経験も豊富で,そしてとても親切な人たちが,私たちを見つけてくださいました! 懇切丁寧に,いろいろなことを教えてくださり,花苗やタネをわけてくだり,少しずつ人をつないでくださいました

そのおかげで,今ここまで来られました。花壇に花を植えて花壇の形を整えることができ,活動を始めることができました。手入れの仕方や花壇活動の考え方など,広い知識を教えていただきました。まだまだ素人ではありますが,おかげさまで基礎知識はできたように思います。既存の花壇に関しては,あとはこのままみんなで実践経験を積んでいくのみです。(一方で,別のスタイルの新しい花壇を始める場合はまだまだ足りないものだらけです。新しい東矢口三丁目公園をどうしていくかを検討中ですが,とても難しいです)

そして,自分の先を行く先輩方が生き生きと活動している姿を見ることで,この先の道が,明るく楽しいものと感じることができました。始めたときは「暗中模索」の言葉どおり真っ暗でしたが,明るくパワフルな街灯のような先輩方とつながれた今は,自分の足元もこの先の道全体も,明るく照らされている感じです。もし暗いままでは,たとえがんばってスタートできたとしても,どこか途中で心が折れていたかもれません。

花壇ボランティアに興味があり参入を検討している人たちも,素敵な人たちとつながることさえできれば,この道は,明るく楽しく,そしてとても有意義なものです。つながれる場さえあれば,私のように,最初に花の知識がなくても,道は開けます。つながれる場さえあれば,私のように,目的がゴミや治安や地域のつながりづくりの人たちでも,公園花壇ボランティアを始めることができます

花壇ボランティアのことを知ってもらいたい・知りたい

素敵な先輩方の活動を見ていると,活動が,とても広くて深い考えに基づいていることに驚きます。

ガーデニングは,とても広くて深い世界です。植物はもちろん,そのほかにも,土,虫,気候,薬剤,道具などの知識も必要です。美しくするためには美的感覚やデザイン知識も必要です。複雑なそれらを適切に組み合わせて空間を作ります。そして植物は成長していくので,未来数年間から数十年間の長い時間軸を踏まえて組み立てます。さらに公園花壇となると,公共スペースとしての役割や,行政の事情や,それらの歴史も踏まえて組み立てます。

公園花壇ボランティアがこれほど広くて深い考えで行われていることを,ぜひ多くの人に知ってもらいたいと思いました

そして,私がまだつながれていない世界中の公園花壇ボランティアの人たちが,どのような思いや考えで活動をしているのかも,もっと知りたいと思いました

さらには,花壇ボランティアたちの苦悩も,知りたいし,知ってもらいたいと思いました

花壇ボランティアを通じて,残念ながら,たくさんの理不尽なことや辛いことがあります。ボランティアは,善意で,時間も,お金も,愛情も,費やしています。その中で辛い仕打ちにあうと,本当にガクッと心が折れます。黙って耐え忍ぶだけでは,いつか心の限界がきます。全国の優しい花壇ボランティアさんが,少しでも長く,心健やかにボランティア活動を続けるためには,辛さをシェアし合える場が必要と思いました。そして,できればボランティア間でのシェアだけでなく,外の人にも広く,ボランティアの実体を知ってもらいたいとも思いました。

Facebookグループでつながろう,知ってもらおう

上記のような思いから,公園で花壇ボランティアをしている人同士がゆるくつながれる場が必要と思い,Facebookグループを作りました。

公園花壇ボランティアが情報交換などをするグループhttps://www.facebook.com/groups/parkvolunteer
 

  • 公園で花壇ボランティアをしている人 or 団体で,交流しませんか。
  • 公園以外でも,沿道など,不特定多数の人が利用するパブリックエリアの花壇ならOKです。
  • 今活動をしていなくても,花壇ボランティアに興味がある人の参加もOKです。
  • 知恵や情報を分け合って,善意のボランティアが今より少しでもラクに楽しくできるようになればいいなと思います。
  • 困っていることや,たまにある不合理で辛い出来事も,ここで吐き出してください。分け合いましょう。
  • ルールなどは様子を見ながらアップデートしていきます(一緒に作っていければ)。
  • 皆さまでこのグループを育てていただければうれしいです。

上記のとおり,公園花壇ボランティアのことを広く知ってもらいたいので,今ボランティア活動をしていない人も,どうぞrリンク先をポチっとして,ご参加ください♪

(ついでに,いきちかクラブのSNSのフォローもお願いします♪)

関連記事

この活動をサポートいただけませんか

いきちかクラブ向井
いきちかクラブ向井

記事をご覧いただきありがとうございます。私たちの活動をいいねと思っていただける方は,記事のシェアや,少額ご寄付などで応援いただけますと,本当に励みになります! 助け合える社会を目指して,よろしくお願いします。

ご支援のお願い

—子どもも,大人も,みんなが今より少しでもラクに楽しく生きられる社会を目指して—

今の私たちの暮らしは,みんな,少しずつ苦しい状態です。既存の仕組みで解決できていない問題は,新しい仕組みが必要です。私たちと一緒に新しい仕組みを作り続ける人,私たちを支える人になっていただけないでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました