ikichikagakudo@gmail.com
050-5867-2041

いきちか花壇第1号の白バラを撤去しました…

花壇のバラに掲げられた警告 花の様子

下記リンク先記事のとおり,先日,「いきちか花壇」の第1号として,白バラを植えました。

大田区の新蒲田二丁目児童公園に作っていただいた花壇をみんなで使いながら,地域の新しいつながり作りをしたいと思い,「いきちか花壇プロジェクト」を始めました。実はこの花壇,予定外にできてしまった状態で,お金も,すぐに植えられるものも何もなく,どうしようと困っていました。その中で,あたたかな善意でご寄贈くださったのがこの白バラでした。私たちの活動を助けようというお気持ちがこもった白バラです

しかしその後,残念ですが,大田区から,バラはNGなので撤去するよう言われました。

理由は,最初はトゲが危ないということでしたが,こちらでトゲを切って,公園利用者の手の届きにくい花壇の中央に移すのではだめかと聞いてみたところ,バラは低木で育ちすぎるという理由も加わりました。しかし,ラベンダーは同じ低木ですが,こちらは大丈夫なようです。理由は釈然としませんが,前例主義によって,とにかく「バラはだめ」と決定されているようです。

残念ですが,バラは,元の持ち主さんにお戻ししました。

さあ,次,どうしましょう・・・。

ちなみに,「バラはだめ」と私たちに伝えるのに,区から電話があったわけではなく,冒頭写真のプレートがバラについていたので,急いでこちらから電話しました。(そして表示の電話番号は間違っていてつながりませんでした)

このプレートの表示文,見えるでしょうか? バラはだめという内容ではなく,「公園に無断で植物を植えるのは禁止」と書かれています。

これは本当に驚きました。無断とは? なぜそのようなことに? 私たちがこの花壇を管理していることは120%ご存知のはずです。数日前も区のふれあいパーク活動の担当者と,この花壇のことで話をしていました。

そしてなぜ電話でなく,プレートでの伝達? 電話番号も承知のはずです。つい先日電話をかけていただいて話したのですから。

困惑しながら電話をかけて,用件を伺ったところ,言いたかったのは「無断で」ということではなく「バラはだめ」ということで,区とプレートをかけた委託会社との間で行き違いがあったかような説明でした。それでもなぜプレートでの伝達になったのかは,謎のままです。

まだ実績のない私たち。信頼に足りない存在かもしれません。

ゆっくりでも一歩一歩実績を積み,そして一個一個誠実に対応しながら信頼を得ていきたいと思います。がんばります!!

どうか皆さまも,ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。こういうことがあるとそれなりにへこみますので,励ましのお言葉をいただけますと,実はものすごくうれしかったります。

2022年1月追記

1年間花壇活動をしながら花壇に集まるいろいろな方とお話をしてきました。その中で,近隣の花壇に関するお話も伺い,区に無許可で空きスペースに花を植え続けている方の事例を知りました。不可解だった区の「無断で」という対応は,その方がバラを植えたと勘違いしての警告だったのかもしれないなと,最近は思えるようになってきました。ただそれでも,まずは花壇を管理している私たちにご連絡いただくのが筋だとは思いますが。

2022年5月追記

地域の人が公園花壇を管理するこの「ふれあいパーク活動」の制度は,どうもここ数年間,新規加入団体がおらず,区の中でもお荷物のように担当部署が頻繁に変わっていたので,担当たちも状況が分からず混乱していたように見えます。区の縦割り構造により,このふれあいパーク活動の担当と公園管理の担当が異なっています。そこに,公園メンテの委託業者や,そして私たちのようなボランティア団体まで関わっている状態なので,それらみんなの連携がうまく回るまでは,時間と,労力と,少々の心の傷を要するものなのかもしれませんね……。それを仕方ないとは決して言いませんが。(傷は避けたい)

ちなみに地域緑化を手がける「18色の緑づくり」を担当する部署もまた別で,さらに道路緑化も別です。大田区の緑化の取り組みはどうも根幹がなく,細枝があちこちに刺さっている状態に見えます。

グリーンプランおおた」という重点施策の取組方針を読むと,「団体と連携を強化します」「みどりに親しむ機会を増やします」「学ぶ機会を増やします」「情報を様々な方法で発信します」「人材育成を進めます」などと書いてはあるのですが,HOW?どうやって? が大いに問題です。既存の一部の団体と連携し,一部の人しかアクセスできない機会を作っても,事態は変わりません。私どもも協力しますので,HOWをこだわってほしいものです。

関連記事

この活動をサポートいただけませんか

いきちかクラブ向井
いきちかクラブ向井

記事をご覧いただきありがとうございます。私たちの活動をいいねと思っていただける方は,記事のシェアや,少額ご寄付などで応援いただけますと,本当に励みになります!助け合える社会を目指して,よろしくお願いします。

ご支援のお願い

—子どもも,大人も,みんなが今より少しでもラクに楽しく生きられる社会を目指して—

今の私たちの暮らしは,みんな,少しずつ苦しい状態です。既存の仕組みで解決できていない問題は,新しい仕組みが必要です。私たちと一緒に新しい仕組みを作り続ける人,私たちを支える人になっていただけないでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました